PNFとは、固有受容性神経筋促通法の略称。専門の訓練を受けた一流のトレーナーが、プロスポーツの選手に行っているトレーニングやリハビリ方法です。
ePNFとは
筋肉や靭帯、皮膚など(固有受容器と言います)に刺激を与えると、その刺激は神経を通り脳に届きます。
すると、脳と固有受容器は結びつきを思い出して、正しい体の働きを取り戻します。 すばらしい方法でありながら、施術者も、患者も体を上手く使う必要があるため、一部の限られた人しか行えませんでした
ePNF(electrical PNF)とは、特許のエムキューブ波という電気刺激を用いて固有受容器を刺激し、高度な技術であるPNF的効果を実現します。
ePNF療法の6つの効果(医学的に以下のような変化が確認されています)
一般的な電気治療器と比較し、より深い深層筋まで治療効果が及びます
グローブによる治療で部分的な治療効果
体の歪みを解消し、内臓の働きが正常に!
細胞を活性化させ、治癒を促進
血液の流れをよくし、血液中の痛みを発生させる物質の減少
自律神経を整え自然治癒力を活性化
プロテクノPNFのコンセプト
電気刺激を用いて固有受容器を刺激し、手技を用いずにPNF的効果を実現する。
時間的・労力的に負担が少ない
効果にばらつきがない
効果の持続時間が長い
短時間で即効性のある治療が期待できる
主な効果
即効的な鎮痛効果 急性、慢性を問わない疼痛の緩解
椎間板ヘルニア・腰椎・頚椎症、ヘルペス・梨状筋症候群、手根管症候群など
筋の強化 痛みのないNMES、深層筋に対するNMES
障害後のリハビリ、筋力トレーニング、運動パフォーマンスの向上、姿勢の矯正、内臓脂肪の減少、痩身トリートメント
関節稼動域の改善 関節の拘縮の改善、筋・腱の弛緩
変形性膝関節症・肩関節周囲炎、術後の関節拘縮、慢性関節リュウマチなど
神経の促通 手技、運動療法の補助
脳梗塞・脳溢血のリハビリ、スポーツ障害のリハビリ、高齢者のトレーニングなど
プロテクノPNFの深部透過性
プロテクノPNFは通常の電気治療器では刺激することの難しい深層筋を容易に刺激することが可能です。
腹横筋横断面積の変化
下の例では、腹部の深部筋である腹横筋を対象に一定時間の通電を行いました。
その結果、腹横筋横断面積が増大しています。このことから、プロテクノPNFの電気刺激が腹横筋を収縮させていることがわかります。
筋を強化する
下の例では、9名の方に対して、1回20分の通電を1日2回、2週間に渡って行い、施行前後にMRIを用いて最後部の固有背筋を測定しました。その結果、平均約6.2%の筋の肥厚が認められました。
内臓脂肪を減少させる
下の例では1回20分の通電を1日2回、2週間に渡って行い、施行前後のMRIを用いて内臓脂肪面積と皮下脂肪面積を測定しました。その結果、内臓脂肪面積と皮下脂肪面積の減少が確認されました。